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Spec
グレード | MSリミテッド(5AT) |
オプション | 後席フリップダウンモニター |
エンジン | 1MZ(V型6気筒NA) |
排気量 | 2,994㏄ |
圧縮比 | 10.5(87.5×83.0) |
最高出力 | 162kw(220ps)/5800rpm |
最大トルク | 31.0kg・m/4400rpm |
ガソリン | ハイオク |
燃料タンク容量 | 70ℓ |
平均燃費 | 実走行データ(みんカラページ) 平均8.04km/ℓ 最高9.95km/ℓ |
維持費
自動車税 | 58,600円(13年超加算含む) |
任意保険 | 22,900円 車両保険なし 35歳以上本人限定 |
自賠責 | 20,010円 |
重量税 | 45,600円(13年超加算含む) |
車検整備 代行費用 | 未実施 |
ガソリン | 170円/ℓ前後 ハイオク 50ℓ給油で8,500円 |
修繕費等 | スライドドアリリースモーター 1か所(パーツ代のみ) 1,400円 スライドドアワイヤー交換 1か所(パーツ代のみ) 14,000円 ドライブシャフトブーツ交換 1か所(パーツ代のみ) 4,700円 |
年間1万km走行の場合
毎年維持費 | 58,600+22,900+212,500=294,000円 自動車税+任意保険+ガソリン代 【別途】 駐車場代、自動車ローン等 |
車検最低費用 | 20,000+45,600+33,000=98,600円 自賠責+重量税+車検整備代行費 【別途】 各種修理代 |
年間1万km走行の場合の最低限の維持費は294,000円でした。駐車場代や自動車ローン等がある場合はそれに加算されてきます。
車検については1回当たり最低98,600円(ユーザ車検の場合は67,000円程+予備検査代)がかかります。約16年落ちの為、何かしらの修理代がかかる可能性が高いです。修理する部位により費用はピンキリです。
特徴・トラブル歴など
- 右電動スライドドア リリースモーター故障
- 左電動スライドドア ワイヤー切れ
- ドライブシャフトブーツ破れ 右アウター側 1か所
万能キャンピングカー
エンジンや走行性能
巨大な車にしては小回りが利き3リッターエンジンの恩恵もあり高速巡航も楽々こなします。エンジン音も静かですが、踏み込んだ時にはV6の良いサウンドがミニバンであることを忘れさせてくれるくらい心地良く感じます。回転数も無駄に上がらず常に余裕を感じます。
ただ2.4リッターエンジンでは非力感を感じそうなので、遠出が多い場合には絶対に3リッターのMS、MZ、MXをおススメします。雪道を走る場合は4WDですね。
- 3リッターエンジンスペック(1MZ)
- 最高出力 162kW(220ps)/5800rpm
- 最大トルク 31.0kg・m/4400rpm
- カタログ燃費 2WD:8.9km/ℓ 4WD:8.6km/ℓ
- 車両重量 2WD:1,850kg~1,910kg 4WD:1,950kg~2,010kg
- 2.4リッタースペック(2AZ)
- 最高出力 117kW(159ps)/5,600rpm
- 最大トルク 22.4kg・m/4000rpm
- カタログ燃費 2WD:9.7km/ℓ 4WD:9.4km/ℓ
- 車両重量 2WD:1,780kg~1,790kg 4WD:1,880kg~1,890kg
ブレーキ周りはノーメンテですが、やはり車重を感じます。踏み込みがやや深いのはブレーキフルード交換で、効きが甘いのはローターとパッド交換で対処できそうですがそれでもスポーツ走行のためのものでは無いので比べてはいけないと思います。
街乗りではほとんど出番がありませんが、峠の下りでは5速ATが十分に威力を発揮します。国道レベルであれば3~5速、県道レベルであれば2速までを使えば先行車に譲ってもらえる程度のペースで走れます(笑)
室内環境
車内は広く、両側に電動スライドドア、ルームランプやフリップダウンモニターもあり古い車ながら贅沢な気分を味わえます。
オプションで100V電源もあります。出力は低く100Wまでと充電用で社外インバーターの方が高出力ですが、純正オプションなのでフィッティングは完璧です。実際に取り付けはできませんでしたが、センターコンソールパネル、インバーター、スイッチ、リレー(リレーボックスへ取付)を集めれば後からでも純正100V電源を取り付けることも可能です。それぞれ配線も来ているのでカプラーオンです。
100V電源オプション取り付けセット
ボタンの取付位置
グレードの選び方(スポーツカー好き目線)
先にも書きましたが、10アルファードでは絶対にV6の3リッターを選ぶべきです。MZ、MS、MXです。AS、AXは2.4リッターなのでMが付くものが3リッター仕様です。車両価格もほぼ50万円前後で買えるものもあり、2.4リッターとの価格差も大きくないのでスポーツカー好き目線からしたら間違いなく3リッター仕様がお勧めです。
MZが最上級グレードになりますが、本革シートは破れたり汚れがひどくなっていたりしますのでファブリックでも十分かと思います。デモカーMSはファブリックですがアルカンターラという高級寄りのファブリックシートになり、運転席以外目立ったへたりはありません。運転席にも黒ずみはありましたが、ルームクリーニングの技術を生かしほぼ原色を取り戻すことに成功しています。
アルカンターラのロゴ
本革シートでも破れはリペア可能ですが、年数を考えるとファブリックの方が劣化が少ないものに巡り合う可能性が高いと思われます。また、社外シートカバーを使うという手もあります。
燃費はリッター10kmを出すには相当苦労するというか、アイドリングを最大限絞り、高速巡航であればギリギリ行けそうな感じです。スポーツカー好き目線ではハイオクリッター7,8キロくらいなら気にならないレベルだと思います。ちなみに、キャンピングカー的な使い方で外気温5度以下の中、車中泊(仮眠程度)をしながら380kmくらい走った時に9km/ℓの最高燃費を記録しましたが、その時にエンジンを切ればリッター10はいったと思います。
10万kmは超えていますが、素性の良い個体に巡り合えれば総額100万円くらいで非常によいコンディションに持っていくことも可能です。タイミングベルト交換、エンジンオイル漏れ(バルクヘッド側バンクのヘッドカバー付近が常習、足回りリフレッシュ、タイヤ交換あたりでしょうか。
ミニバン嫌いな私でもギリギリ許容範囲です(笑)
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