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Spec
グレード | ベースグレード(5AT) |
型式 | CBA-SB5244W |
オプション | サンルーフ |
エンジン | B5244(直列5気筒NA) |
排気量 | 2,434㏄ |
圧縮比 | 10.3(83.0mm×90.0mm) |
最高出力 | 170ps(125kW)/6000rpm |
最大トルク | 22.9kg・m(225N・m)/4500rpm |
ガソリン | ハイオク |
燃料タンク容量 | 70ℓ |
平均燃費 |
維持費
自動車税 | 51,700 |
任意保険 | |
自賠責 | 20,610 |
重量税 | 22,800 |
車検整備 代行費用 | |
ガソリン | |
修繕費等 |
年間1万km走行の場合
毎年維持費 | |
車検最低費用 |
特徴・トラブル歴など
- タイミングベルト交換済み(61,000km)
- リアゲートダンパー不良
- 社外パーツ交換済み ※2023/3/15 追記
- ドアミラー塗装剥がれ
- リアバンパー塗装剥がれ
- 研磨済み ※2023/4/12 追記
- 助手席ドア塗装剥がれ
- 研磨済み ※2023/4/12 追記
- 室内Aピラー生地剥がれ
- 張り替え済み ※2023/3/15 追記
- サンルーフ天張り剥がれ
- 張り替え済み ※2023/3/15 追記
- 警告灯「スベリドメ ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ」点灯
- 恐らく、静止状態でステアリング全切りにしたときに点灯。何度かエンジンをかけ直しているうちに自然と消灯。現状、原因は不明。
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- 恐らく、静止状態でステアリング全切りにしたときに点灯。何度かエンジンをかけ直しているうちに自然と消灯。現状、原因は不明。
ステーションワゴンの王道
エンジンや走行性能
総重量1.8tという重さも合いまった雪国の北欧らしい出足。じわっと走り出す感じです。62,000kmと年式を加味した個体差としての特徴として、メンテナンスが良く行き届いているという印象です。タイミングベルトは61,000kmで交換済み、油脂類の交換歴もマメでオイル漏れは無く若干のにじみ程度。排気臭も特に問題ありません。5ATもとても快調に機能しており、変速ショックはほぼ無くスムーズな変速ができています。
気になる点としては、エンジンマウントの劣化と思われるアイドリング時の振動があります。
室内環境
オール本革シートです。前席にはシートヒーターが付いており冬場でもすぐに暖かくなります。17年近く経ちますが問題なく機能しています。あまりにずさんな管理だと革が傷むので見た目で判断して避けるべきですが、乗り降りによる多少の擦れや破れならリペアが可能なので問題ありません。一番傷む運転席乗り降り付近のリペアで2~5万円程度です。
カーナビは当時からオプション設定です。現代の物と比べるとスペックがかなり劣りますので期待してはいけません。当社のデモカーはカーナビは無く純正のCD/MDオーディオが付いています。それでもイコライザー的なものは付いており音質の調整やDolbyも入ってます。調整つまみがあるため物理的に変更できるのでとても分かりやすくなっています。
欧州車の宿命的なもので天張りは剥がれ落ちてきます。当社デモカーもAピラー、サンルーフ部分は完全に剥がれてしまっています。部品単位であればDIYでも対処できると思われますが、サンルーフ部分は天張り下ろしになるのでそれなりのスキルが求められます。
グレードの選び方(スポーツカー好き目線)
V70のスタイリングが好きだという方であれば維持コストを考えると2WD(FF)モデルは抜群だと思います。
15インチタイヤは迫力に欠けますが、195/65R15という非常に多くの車種で使われるサイズであるため、タイヤコストが低く抑えられます。また、流用アップグレードも比較的容易で16~17インチまで好きなデザインを選ぶことも可能。65扁平のため、乗り心地はとても良いのは当然ですが、コーナーでもタイヤがフニャフニャに感じることもなく以外にも安心して走れます。しかし、重量あるためかクイックさには欠けます。
「DSTC(Dynamic Stability & Tracthin Contorol)」をOFF(スポーツモード)にするとスポーティーな挙動に変化します。デモカーにも搭載されている機能です。要はトラクションコントロールなのですが「AYC」もこのシステムに含まれておりラリーカー好きにはたまらない言葉(機能)かもしれません。完全にOFFにすることはできないため、常に制御はされているようです。
当社のデモカーの特徴を挙げてきましたが、走りの楽しさを求めるなら4WDターボモデル(Rなど)を選択するべきです。ターボにはハイプレッシャーとロープレッシャーがありますので好みで選ぶこともできます(ハイプレッシャーの方がハイスペック)。ただ、本来の性能を発揮させるため、維持するためのコストはFFモデルよりも遥かに高額になりますのでその点注意が必要です。
ベースグレードのスペック的にはスポーツ走行には向かないモデルですが、個体としては粗い使われ方をされにくいと思われ、メンテナンスさえしっかりしている個体であればまだまだ現役で走れるグレードだと思います。
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