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Spec
グレード | 2.0クラシック(6DCT※) ※電子制御ギアトロニック(湿式デュアルクラッチ) |
型式 | CBA-MB4204S |
オプション | |
エンジン | B4204S |
排気量 | 1998㏄ |
圧縮比 | 10.8(87.5×83.1) |
最高出力 | 145ps(107kW)/6000rpm |
最大トルク | 18.9kg・m(185N・m)/4500rpm |
ガソリン | ハイオク |
燃料タンク容量 | 55ℓ |
平均燃費 |
維持費
自動車税 | |
任意保険 | |
自賠責 | 20,610 |
重量税 | 22,800 |
車検整備 代行費用 | |
ガソリン | |
修繕費等 |
年間1万km走行の場合
毎年維持費 | |
車検最低費用 |
特徴・トラブル歴など
- フロントバンパー凹み
- 低速時ステアリングガタつき
- リヤクウォーターガラス塗料付着(ゴムモールを塗装したらしい)
- マフラーの錆
- アクセルOFF時の回転数落ち込み(エンストしそう)
コンパクトスポーツエステート
エンジンや走行性能
先般導入したV70よりも全長が20cm短いV50。住宅街の運転もあまり苦労しませんが、低速時にステアリングに振動があります。以前取り扱ったA4アバントより衝撃は小さいもののエンジンマウントから来るものなのかなという印象です。
V70との比較になります。ハンドリングは割と軽快でボディのしっかり感もあり8.2万kmではありますが、日本車にはない剛性の高さを感じます。排気量もV70の2.4ℓに対し2.0ℓと小型化されていますが、特に大きな差は感じません。
トランスミッションは6速DCT(AT)のギアトロニック機構が付いています。+/-のマニュアルモードが付いていますが、この車両にはパドルシフトは付いていません。これはオイル管理が物を言うのはアウディの”Sトロ”と同じだと思います。デモ車の状態も悪くはありませんが、オイルをリフレッシュしたらもっと良くなるだろうなという印象です。
車両モニターレベルですが、燃費はV70が7.3km/ℓに対しV50が9.8km/ℓと2.5kmアップしています。重量が軽いこと、排気量が小さいことが大きいと思いますがこの頃の車の年単位の進化は今よりも大きい気がします。
室内環境
V70との比較では室内の狭さはあまり感じません。
モダンな印象を受けましたが、少し内装が残念な感じです。V70の方が古いので機能的にはかなり劣っているはずですが、高級感はV70の方があるような気がします。
積載容量は必要十分で、週末のまとめ買いには十分なスペースがあり利便性は高いです。私はやりませんがゴルフバッグを積むにはもう少し広い方が良いと思います。
グレードの選び方(スポーツカー好き目線)
B4204Sエンジンはオールアルミ製で2リッター145馬力と非力に見えますが、欧州車特有のトルク感があり国産車の150馬力程度の車以上にしっかりとした加速感が味わえます。
6速DCTもマニュアルモードが付いており、デュアルクラッチなので変速もスポーティです。国産車のATマニュアルモードで良くあるヌルっとした変速とは違う点ですね。
V50の最上位モデルはT5で2.5リッターターボエンジンでFFとAWDがあり、スポーツワゴンとして乗るならT5になってくると思います。
軽快なハンドリング
FFで2リッターNAの2.0クラシックでもハンドリングはとても軽快で思った以上に楽しく運転ができる車です。このハンドリングの良さには驚きました。
2006年式V70は15インチタイヤということを考慮しても決して軽快とは言えず、クルージング向きの印象です。全長が20cmも短く、車重も130kg軽いV50ですが、この数字以上に軽快に楽しく感じられる味付けがされていると思いました。
ボディサイズが近いBH5レガシィとはボディ剛性から来る違い(安心感)をとても大きく感じます。
11年落ちにはなりますが、価格以上の楽しさと便利さをもたらしてくれる良い車です。
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